薪の需要が増えても生産量が増えない理由②
こんにちは
薪屋 いるくです
今回は「薪の需要が増えても生産量が増えない理由②」
について書いていこうと思います。
因みに昨日の続きなのでまだの方は先に①をご覧ください。
今回は原木についてです。
原木は魔法のように出てきません。
市場に行けば絶対買えるというものでもないので、薪屋はそれぞれ原木を売っている人を今まで知っていたのでしょうが、昨今のブームで「原木の取り合い」のような事が起こっています。
これによって
「原木を買う事にリソースを割いた結果生産量が下がる」
「原木が手に入らないので生産量が下がる」
「原木の値段高騰により製造やめる」
これにより
買えた人はいっぱい作り
買えなかった人は作らない・作れない
結果
プラスマイナスゼロ
こうした事が周りでも起こっています。
市場に薪の原木は限られていたのに昨今のブームで取り合った所で元々の供給量は、限られているので生産量はそんなに増えないでしょう。
何故供給量が限られているか
そもそも薪の原木は伐採、搬出が大変
日本では基本的に山林で木を搬出しやすい場所にはスギやヒノキが生えている事が多いです。
搬出しにくい場所に生えている雑木は搬出するには費用が必要になりなるが、そんなには利益が出ないので、市場に原木が出回らない事が起きるのです。
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