間伐材が薪になりにくい理由③
こんにちは
薪屋 いるくです
今回は「間伐材が薪になりにくい理由③」
について書いていきます。
続きものですのでまだの方は①からご覧ください
前回間伐材は薪以外にもなりにくいと言いました
お金や手間をかけた間伐材では実は採算がとりにくい
これは薪だけに限った話ではなく
あらゆる分野で近年「間伐材を使って〇〇しよう」
という活動がなされているのですが①や②で説明した通り採算が難しいのが現状です。
昔は間伐材を活用されてきた時期があります。
木材価格が今の数倍の時期は間伐材は割りばし、薪等々で活用され無駄のないように使われていたのですが現状の木材の価格では
山主はお金を出して間伐をしない(木材価格が低すぎるので仕方ない)
そして山主がお金を出さないと林業家も間伐できない(慈善事業じゃないので)
市場等は木を安くでしか買えない(相場が安いから悪くない)
間伐材を搬出する事を「搬出間伐」と言うのですが、この搬出間伐をしても山主や林業家へ還元出来る金額まで木材の価格が上がる事が本当の意味で間伐材を活用できるようになるのだと思います。
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