本当は危険!スウェーデントーチの自作

こんにちは

薪屋 いるくです

 

今回はスウェーデントーチ(別名ウッドキャンドル)の自作の危険性について語りたいと思います。

巷では「簡単に作れるスウェーデントーチ」のように書いていますがその危険性について書かれている事はすくないです。

装備

皆さんはスウェーデントーチを自作する際チェーンソーを使用する人が多いと思いますが、チェーンソーとは本当に危険な機械という事をまず理解する事が大切です。

過去に事故を起し歩行能力に支障がある人も見た事がありますが全員プロの林業家の方です。

チェーンソーで体を切ると刃物で切ったような切り口ではなく嫌な表現をすると「肉がえぐれる」これはなかなか治りませんし、勢いがあると簡単に骨も切断してしまいます。

チェーンソーとはプロの方でも事故を起こす道具なのです。

そんな道具を使うのに装備は

「靴はスニーカー」

「手袋はゴム手袋」

「服は半ズボン」

「頭は帽子」

これでは命がいくつあっても足りません。

最低

 

これだけの装備はしてください。

「こんなに装備いる?」

「大げさ」

「ヘルメットなんて必要ないでしょ」

と思う方もいるかもしれませんが次の理由が本当に言いたい事です。

 

スウェーデントーチを作るにはチェーンソーの特性と真逆の事をしなければならない

これが本当に危険な理由

チェーンソーを使っていて事故の大半は「足への事故」か「キックバック」です。

足への事故はチェーンその切れ味などが落ちて下に力を入れる事によって勢いがついて足を切る事などさまざまで足も怖いのですが、今回特に怖いのが「キックバック」です。

キックバックとは突然作業者の方にチェーンソーの刃が跳ね返る現象なのですが、基本的にチェーンソーの刃は横から木材を切る事を想定しているのでキックバックが発生する事は少ない(起こらないわけではない)です。

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しかし縦引きしようとすると構造上キックバックの発生がとてもあがります。

これはチェーンソーの刃がそうなっているのですが、理由を説明すると凄く長いので割愛します。

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一応縦引き用のチェーンも売ってはいますが、わざわざ横引きと縦引きで付け替える面倒さから横引き用で使用する人がほとんどです。

もう一つキックバックの発生理由が枝の切後です。

枝の切後に向けて縦に引いていくと枝後は硬い事が多いので突然硬さの違うものを切る事で稀にキックバックが発生する事もありこれにより肩や頭への事故を起こす方がいます。

まとめ

恐らく危険な部分は思いついたのがこれだけで実際はもっとあると思います。

ですのでネット上にある「これで作れました」みたいなものだけではなく身近にプロの方や知識がある方の言う事を見て聞いて作る事をおすすめします。

 

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